【大学院修士必見】奨学金免除を得るポイント(特に優れた業績による返済免除)

研究生活

奨学金免除を目指したいけど、方法がわからない人向けに、

奨学金免除を勝ち取るポイントを紹介したいと思います。

結論は、「研究実績」を出すことです。

(どんな種類の実績でも良いです!)

実際に免除を勝ち取ることができた経験を踏まえて、理由を説明します。

日本学生支援機構(JASSO)の奨学金とは?

国の教育事業として実施されている、学生向けの奨学金です。

お金のない学生にとっては、学業や研究活動に専念できる良い制度です。

二種類の奨学金があります。

  • 無利子(第一種奨学金)
  • 利子付(第二種奨学金)

奨学金免除とは?

概要

大学院で第一種奨学金の貸与を受けた学生であって、貸与期間中に特に優れた業績を挙げた者として日本学生支援機構が認定した人を対象に、その奨学金の全額または半額を返還免除する制度です。

学問分野での顕著な成果や発明・発見のほか、専攻分野に関する文化・芸術・スポーツにおけるめざましい活躍、ボランティア等での顕著な社会貢献等も含めて評価し、学生の学修へのインセンティブ向上を目的としています。

貸与終了時に大学に申請し、大学長から推薦された人を対象として、本機構の業績優秀者奨学金返還免除認定委員会の審議を経て決定されます。

出典:日本学生支援機構HP https://www.jasso.go.jp/shogakukin/taiyochu/gyosekimenjyo/index.html

免除制度の対象者は、第一種奨学金(無利子)を受けている大学院生です。

学生の意欲を高めるために、成果を挙げた学生を評価する制度です。

免除額には2種類あります。

  • 全額免除
  • 半額免除

審査基準(どんな実績が必要なの?)

審査基準について、専攻の窓口に実際に聞きに行ったところ、

様々な審査基準がありますが、

理系の修士学生であれば、主に以下の二つがポイントです。

  • ① 学位論文
  • ② 授業成績

上記にプラスで、投稿論文、学会実績(発表回数、賞)、特許などです。

こちらは差がつきやすいのです!

チャンスがあれば積極的に挑戦しましょう。

ちなみに、私は以下の主な実績で半額免除認定でした。

  • 学位論文(修論発表優秀賞)
  • 学会(発表3回、ポスター賞1回)
  • 特許(1つ)

論文投稿をできなかったことを後悔しています。

逆に言うと、

論文を投稿できていなくても、免除認定をもらえる可能性は十分にあります。

日本学生支援機構が定めた評価基準に基づいて、

各大学の各専攻が具体的な評価項目を決めています。

まずは、自分が所属する専攻の窓口に問い合わせましょう。

最後に

奨学金免除を一つのモチベーションに研究を頑張りましょう!

大学院での研究成果や努力の過程は、就活や今後の人生にも活きてくると思います。

奨学金免除を勝ち取ることで、200万円得ることができれば、

バイトをして年に100万円稼ぐよりも良い方法かもしれません。

この記事が皆様の奨学金免除申請の一助になれば嬉しいです。

(奨学金の制度について、さらに詳しく知りたい方は、日本学生支援機構のHPを参照下さい。)

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