【JCRファーマ企業分析①】業績推移（企業研究2021年最新）

希少疾患を中心に、「バイオ医薬品のJCR」として急成長を続ける、

JCRファーマ株式会社を、シリーズで徹底分析します。

最近、英製薬企業のアストラゼネカから、コロナワクチンの製造を受託したニュースを見た！

JCRファーマは独創的な技術で、世界中から注目を集めているよ！

なんで注目を集めているのか分かりやすく教えて欲しい！

結論を先に言っておくと、

「製薬企業としての高い生産力」だけでなく「創薬ベンチャーとしての高い新薬開発力」も有しているからだね！

製薬企業ではたらく研究者の視点から、分かりやすく企業分析していきます！

シリーズ①の今回は「JCRファーマの業績推移」を解説します。

今回は、業績推移を実際の決算データを使って分析していきます！

時価総額

JCRファーマの時価総額は4306億円です。（2021年5月19日時点）

国内の製薬企業では第17位です。

製薬企業の時価総額ランキングは下図にまとめました。（参考：Google Finance）

そもそも時価総額って何？

簡単に言うと、その企業を買収するのに必要な金額だよ！

大手製薬企業とは、差があるけど、中堅に位置付けているね！

社員数約700人の中堅企業だけど、株式市場の評価はかなり高いよ！ 

売上と営業利益の推移

売上の推移と営業利益の推移を下のグラフにまとめました。（参考：JCRファーマ）  

業績は、綺麗な右肩上がりだね！

8年連続増収で、過去最高を更新し続けているよ！

好調な業績の要因は何なの？

生産技術と研究に資金を集中させている、経営の「選択と集中」にあると言われているよ！

生産技術・研究に資金を集中？

そのおかげで、JCRファーマは「国内初」の製品化に次々と成功しているんだ！
さらに、希少疾患を重点領域として、ニッチな市場でグローバル企業となることを目指しているよ！

株価の推移

 上図は、JCRファーマと日経平均の株価の推移を比較したグラフです。

2011年に東証二部に上場した後、2013年に東証一部に上場しました。

業績と同じように、株価も右肩上がりだね！

日経平均株価を大きくアウトパフォームしています！
新薬の売れ行きが好調で、予想を上回る業績となるたびに、株価が急騰したよ！

最近は、英製薬大手アストラゼネカのコロナワクチン原薬を製造受託することになって、株価がさらに高騰したって聞いた！

急成長のもとになっている、JCRファーマの技術が気になる！

次回、詳しく説明するよ！